中学3年の時、兄達に連れて行ってもらい初めてしたサーフィン。波を捕らえボードが走り出すと、体中に爽快感が走った。高校の3年の夏には車の免許を持ち仲間とサーフィンに出かけた。夜明け前、車のキャリアにサーフボードを乗せ海に向かう、海に近ずくに連れ、〜ウキウキ、わくわく、ソワソワ〜「いったい波のサイズはどのくらいだろう。」、今とは違いネットや携帯の情報などない時代、新聞とテレビの天気図で判断をする。「おー!、けっこう波あるジャ〜ン。」となる時もあれば、外れて波がフラットな時もある。特に湘南は外れてしまう事がたびたび、「台風や低気圧がこんなに近づいているのにどうしてなんだ−!」と、波のない海に叫びたくなるが、すかさず波を求め、久里浜からカーフェリ−で千葉に向かうコースとなる。千葉の外房は何処かで波が立っている。うっすらと明るくなりはじめる頃から海に入り波を待つ、すると、遥か彼方の水平線から朝日が昇り始める。弧を描く光が見え始めると海面をつたい一直線に自分の体に光線を放つ、反対側の空を見上げると星々が輝き、地球がつくり出す波に乗る。この時だけは、宇宙を感じ、「宇宙の中の地球という星でいきているんだ」と壮大な気持ちなる。当たり前の事ではあるが、日常生活の中では、そんな事を考える余裕などない。時間に追われ、仕事に追われ、妻にも追われ?日々生きてしまう。波乗りを始めて二十数年あまり上手くはなれなかったが、これからも続けて行くだろう。
写真は先日、湘南鎌倉のサーフポイント鎌高前のものです。サイズがあまりなかった。
大石 宗司